先日とあるショッピングモールのauショップにて「Google Pixel 6a」を一括1円でゲットしました。
問題点という程ではありませんが、ちょっとしたデメリットがあることを含めてもヌルヌル・サクサクな動作のコイツ、マジで買って良かったと思っています。
この記事ではGoogle Pixel 6aのスペックや購入時についてくる付属品、実際に使ってみた感想をお伝えしています。
これからGoogle Pixel 6aの購入を検討している方の参考にしていただければ幸いです。
購入した場所や一括1円で購入する前に注意しておきたいことについては以下の記事で解説しています。
Google Pixel 6aの注目スペック13項目を解説
スペックをざっくりと表にまとめると以下の通りです。
項目 | カタログ値 |
本体サイズ | 約 幅71.8×高さ152.2×厚み8.9(mm) |
本体重量 | 約 178g |
本体色 | Chalk、Charcoal、Sage(チョーク、チャコール、セージ) |
ディスプレイ | 約6.1インチ OLED , 約1,670万色 , 2,400×1,080(FHD+) |
バッテリー容量 | 4,410mAh |
音質 | ステレオスピーカー |
防水・防塵 | IPX7 , IP6X |
おサイフケータイ | FeliCa |
生体認証 | 指紋認証 |
メインカメラ | 約1,220万画素/約1,200万画素 |
サブカメラ | 約800万画素 |
CPU・メモリ | Google Tensor , 6GB |
SIM | nano SIM/eSIM , SIMロックなし |
ガジェット関係に詳しいツワモノの方はこの表を見るだけでパッとわかってしまうかも知れませんが、だから何やねんという方もいらっしゃると思います。
そこでこれから「このスペックが我々ユーザーにどんな恩恵をもたらしてくれるのか?」を、実物で解説します。
1. 端末のサイズ
Google Pixel 6aの本体サイズは約 幅71.8×高さ152.2×厚み8.9(mm)となっています。
私の手元にiPhone 8 Plus(約 幅78.7×高さ157.5×厚み7.6)があったので比較するとこんな感じです。
最近主流の大きめスマホに比べるとかなり持ちやすいと感じます。
本体サイズが大きめのスマホは画面がデカいので動画や漫画は見やすいんですが、片手操作は結構難しいんですよね。
その点Google Pixel 6aなら片手でもしっかりホールドできるので安定します。
iPhone miniシリーズと比べると一回り大きな感じですが、この辺りは好みですかねー。
2. 端末の重量
Google Pixel 6aの本体重量は約178gとちょうどいい重さです。
フィルムやケースの種類にもよりますが、装着することを考えても+15g程度です。
最近のiPhoneもそうですがフィルムやケース無し、素の状態で200g超えてくる端末が多いですが、結構ずっしりと重みを感じるんですよね。
毎日使うものなのに重い・デカイ・しんどいの三拍子が揃ってしまうと、知らない間に結構腕に疲れが溜まってきます。
私はここ5年間くらいiPhone8 Plusやredmi note 10 Proといったドデカスマホを使っていましたが、それらと比べると軽くて快適です。
3. 本体色
Google Pixel 6aの本体色はセージ、チョーク、チャコールの3種類。
日本語でかっこよく表すなら抹茶、牛乳、イカスミと言ったところでしょう。(センスの無さを感じる)
私は安定のイカスミ(チャコール)を選びましたが、クリアケースを取り付けてから個性のある抹茶でも良かったかなぁと感じてます。
ちなみにauショップの店員さんでもチャコールのことをグレーと呼んでました。正式名称がオシャレすぎるぜ。
4. ディスプレイ
ディスプレイのサイズは約6.1インチのOLEDディスプレイで、リフレッシュレートは60Hzとなっています。
OLED=有機EL のことなんですが、液晶と違って軽い・自ら発光・消費電力が少ないなどのメリットあり、くっきりハッキリ見えるので文字や写真も細かいところまでキレイに見えます。
リフレッシュレートは数値が高ければ高い程ヌルヌル動くんですが、ぶっちゃけ90Hzや120Hzの端末と比べれば違いがわかるって程度で、普段遣いには何の支障もありません。
ちなみにリフレッシュレートが高いほど動きが綺麗に見える反面、消費電力も増えるのでバッテリーの減りが早くなります。
Google Pixel 6aはこうした高機能を外して安価にしている製品とも言えるでしょう。
有機ELディスプレイってだけでも十分です。
5. バッテリー
Google Pixel 6aのバッテリーは数値上で4,410mAhとなっていますが、他の大画面スマホ端末と比べるとやや少な目。
ただバッテリーが減りやすい動画視聴やゲームなどをしなければ1日余裕で持ちます。
またUSB-Cの18W急速充電に対応しているので、急速充電できる充電器を使えば1時間半程度でバッテリーが満タンになります。
おすすめの急速充電器は記事後半でお伝えしています。
6. 音質(スピーカー・イヤホン)
記事や動画ではなかなかお伝えしにくい部分ではありますが、Google Pixel 6aはデュアルスピーカー(音が出る穴が2つ)なので、スマホにしては良い音が出ます。
ただスマホに搭載しているスピーカーはどうしても本体サイズ的に限界があるので、音質にこだわりたい方はイヤホン・ヘッドフォンを使うのがおすすめです。
ただデメリットのところでもお伝えしていますが、Google Pixel 6aには3.5mmイヤホンジャックがないので、ワイヤレスイヤホンやUSB-Cから3.5mmイヤホンジャックに変換できるケーブルが別途必要です。
おすすめのイヤホン関連グッズも後半でお伝えしています。
7. 防水・防塵性能
Google Pixel 6aの防水・防塵性能はそれぞれIPX7、IP6Xという規格になってます。
簡単に言えば「お風呂にドボンと落としてしまったとしてもすぐに取り出せば大丈夫なくらいの防水性能があり、お砂場遊びの道具として使った後でも平気な防塵性能」を持っていると言えます。
様々なテストを行った上で認められる規格ではありますが過信は禁物です。
防塵性能が高いからと言って子供のお砂場に使った場合、画面が傷だらけになると予想されますので気をつけましょう。
まぁまぁ頑丈なんだな〜という認識で良いかと。
8. おサイフケータイ
Google Pixel 6aにはFeliCaが採用されたおサイフケータイが搭載されていますが、おサイフケータイの規格に関しては非常にややこしいので、ここでは使えるサービスだけお伝えします。
- Suica
- nanaco(ナナコ)
- WAON(ワオン)
- 楽天Edy(ラクテンエディ)
- iD(アイディー)
- QUICPay(クイックペイ)
上記サービスはクレジットカード登録など簡単な設定で使えるようになります。
この便利さは使ってみないとなかなか実感できないものではありますが、コンビニやスーパー、電車移動など多くの場所でわざわざ財布を取り出す必要がなくなります。
PayPayなどのコード決済よりも遥かに楽です。(個人的な感想)
ちなみにiPhoneで使えるApple Payではnanaco、WAON、楽天Edyが使えませんので、おサイフケータイに関してはGoogle Pixel 6aに軍配が上がります。
9. 指紋認証
Google Pixel 6aには画面内指紋認証が搭載されています。
顔認証はありませんがマスクをつけてるとどうせ使えないので、指紋認証の方が個人的には使いやすいですね。
タッチしてから識別されるまで他社と比べてやや遅いと言われていますが、これもディスプレイのリフレッシュレート同様に他の端末と比べて初めて遅いと感じる程度です。
ただ指の腹をしっかり押さえつける必要があるので、多少コツがいります。
ガラスフィルムをつけても認識しやすいように対策もされています。
10. カメラの機能とクオリティ
カメラはメインカメラ(背面側)に2つあり、どちらも約1,200万画素でサブカメラ(画面側)は約800万画素となっています。
オートフォーカスや手ブレ補正、ポートレートなど基本的な機能に加え、CMでも紹介されている消しゴムマジックなどの便利機能が使えます。
面白い機能なんで実生活で色々試してみます。
また次の項目で解説するCPU・メモリ(RAM)が優秀なので、カメラの立ち上がりや機能切り替え、シャッター動作などの処理が早いです。
安価なAndroid端末だと立ち上げが遅かったり固まったりすることもあるので、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうこともあるんですが、この端末ならひとまずそういった心配は皆無だと言えます。
安すぎるスマホだと子供が解き放つ突然の笑顔や動きに対応しきれません。
ちなみに他社のスマホだと1億万画像カメラなどが登場していますが、ぶっちゃけ画素数が高いからと言って写真が綺麗に撮れるってわけではありません。
そのあたりについてはまた別記事で紹介しようと思うので、後日公開します。
11. CPU・メモリ(RAM)
CPUはGoogleが開発した高性能なGoogle Tensorで、少し前に登場したモデル「Google Pixel 6・6 Pro」にも搭載されています。
更に6GBのメモリ(RAM)なので、複数のアプリを起動しても処理能力が落ちにくく、3Dゲームや動画編集の動作もスムーズに行われます。
定価53,900円ながら10万円クラスのスマホにも負けないくらい高い処理スピードを持っているのがこの端末です。
音声入力の反応・変換スピードが抜群のCMや動画を見たことがある人もいらっしゃるのでは?
12. 内蔵ストレージ(ROM)
スマホ本体に写真や動画、アプリなどのファイルを保存できるストレージ容量は128GBと、普段遣いの方ならほぼ問題無いレベルの容量となっています。
Google Pixel 6aと同じくiPhone SE(第3世代)も一括1円や2年後返却で1円などで販売されることが多くなっていますが、安く売られているのは64GBモデルが大半です。
64GBだと動画をよく撮影される方やゲームアプリをたくさんインストールする方は空き容量がなくなる可能性が高いです。(写真や動画をよく撮るうちの嫁さんがiPhone12 mini 64GBで嘆いてます)
さっきからちょいちょいiPhoneをディスっていますが、別にAppleが嫌いなわけではありません。(今もiPhone8 Plus使ってます)
13. eSIMとnano SIMのデュアルSIM対応
Google Pixel 6aは2つのSIMが使えるので、1つは音声通話+データ通信SIM、もう1つはデータ専用SIMといった使い方も可能です。
SIMフリーなので端末を購入すればau・ソフトバンク・ドコモ、どのキャリア回線でも基本的に使えます。
またこの端末はテザリングにも対応しています。
契約されているキャリアによってはテザリングができない契約になっていることもあるので、使いたい方は契約プランを確認してみましょう。
Google Pixel 6aの付属品
Google Pixel 6aを購入するとスマホ本体の他、1mのUSB-Cケーブルが1本とUSB-A→USB-C変換アダプター、SIM取り出しピン、説明書が付いてきます。
変換アダプターはiPhoneからデータを転送する時に使えるんですが、他にも利用価値がありそうなんで色々実験中です。
Google Pixel 6aのデメリット9つ
有機ELディスプレイに画面内指紋認証、おサイフケータイ搭載で握りやすいボディを持つヌルヌルサクサクなスマホがお値段53,900円ってどういうことなんでしょうね。
ただこれだけコスパ最強なスマホにも弱点はあります。
- 付属品に充電器が無い
- 付属品にケースやフィルムが無い
- SDカードが使えない
- イヤホンジャックが無い
- ワイヤレス充電(無線充電)が出来ない
- 指紋認証には少々コツがいる
- 電源ボタンの位置が他のAndroidと逆
- 戻るボタンの位置が他のAndroidと逆
- 他の端末と比べると発熱がある
※リンクを押すとジャンプします。
Google Pixel 6aを使う人の状況によってはどうでもいいところもありますが、1から順に詳しく解説します。
1. 付属品に充電器が無い
USB-Cのケーブルは付属されていますが、USB-Cのアダプターを持ってない方は別途購入する必要があります。
ダイソーでも500円(税抜)でType-C対応のACアダプターが売られていますが、急速充電には対応していません。
もしお昼休みなどを利用して短時間で充電したいとお考えの方は急速充電器を購入するがおすすめです。
私はXiaomi製のAndroidスマホを購入した時に付属されていた33W急速充電器を使っていますが、Google Pixel 6aでも問題なく使用できています。
Google Pixel 6aにおすすめの急速充電器
Google Pixel 6aの公式サイトでは以下のように書かれています。
有線での充電速度は、コンセントに接続した Google 30W USB-C® または Google 18W USB-C® 充電器を使用して最大 18 W です。実際の速度は遅くなる可能性があります。アダプターは別売りです。 USB PD 3.0 PPS アダプターに対応しています。
引用:Google Pixel 6a の技術仕様
何のこっちゃよくわからんけど、とりあえず急速充電したいって方はGoogleストアの純正アダプターを購入しましょう。
もうちょっと安価な充電器が欲しい方、急速充電器を購入するのが初めての方は最大20Wの出力に対応している「ELECOM EC-AC11WH」がおすすめ。
小型で場所を取らないのはもちろん、アダプター同士で喧嘩をすることもありません。
充電する端末に応じて出力が可変するので電気を流しすぎて機器をぶっ潰してしまうことはありません。
スマホの他にもタブレットやゲーム機にも安心して使用できますよ。
2. 付属品にケースやフィルムが無い
残念ながらGoogle Pixel 6aにはクリアケースや保護フィルムは装着されていません。
別に無くても使えますが、画面や本体への傷・破損が心配な方は別途購入しましょう。
ガラスフィルムは指紋認証がやりにくくなるので注意です。
3. SDカードが使えない
Google Pixel 6aはSDカードスロットが搭載されていません。
本体容量が128GBなので、写真や動画をバンバン撮っていると容量不足になってしまう可能性があります。
ただ、ちょっとした対策をするだけで解消されるので、現在お使いのスマホで容量不足に困っている方もぜひ参考にしてください。
4. イヤホンジャックが無い
Google Pixel 6aには残念ながら3.5mmイヤホンジャックが搭載されていません。
そのためイヤホンを使いたい場合はワイヤレスイヤホン、もしくは有線イヤホンが使えるように変換ケーブルを購入する必要があります。
ちなみにこれから用意するならワイヤレスイヤホンをおすすめしています。
5. ワイヤレス充電(無線充電)が出来ない
Google Pixel 6・6Proには搭載されているワイヤレス充電ですが、6aは廉価版の為なのか装備されていません。
私はこのワイヤレス充電を利用したことが無い(どうせ夜は充電しながらゲームしてる)ので、どうしてもワイヤレス充電したい方は6aではなく6もしくは6 Proの購入を検討しましょう。
6. 指紋認証には少々コツがいる
Android端末の中には電源ボタンが指紋認証になっているものがあるんですが、結構性能が良くて指先とか指の側面でも認識します。
ただGoogle Pixel 6aの場合は指の腹全体をやや力を入れて押し付けないと反応しません。
ガラスフィルムを貼ると更に反応が悪くなるんですが、一応設定で指紋認証の反応を良くすることもできます。
7. 電源ボタンの位置が他のAndroidと逆
Google Pixel 6aは本体の右側面に電源ボタンと音量調整ボタンがあるんですが、上が電源、下が音量となっています。
他のAndroidスマホは下が電源、上が音量なので、これまでGoogle Pixelを利用したことが無いAndroidユーザーの方は画面OFFにする際に少々手間取るかもしれません。(私は何度も押し間違えました)
iPhoneは電源ボタンが高めに設定されてるので、iPhoneユーザーの方はすんなりできるかも?
8. 戻るボタンの位置が他のAndroidと逆
Android端末では昔から「3ボタン ナビゲーション」というものがあります。
Google Pixel 6aは左から順に「戻るボタン・ホームボタン・タスクボタン」の順に並んでおり、他のAndroid端末と逆位置にあります。(タスク・ホーム・戻るの順)
他のAndroid端末で慣れてしまっている方は確実に押し間違えるので注意が必要です。
個人的には3ボタンが好きなんですが、Pixel 6aは動作がサクサクなのでジェスチャーを採用しました。
9. 他の端末と比べると発熱がある
私はこれまでiPhone4・5・6・7・8、京セラ製Android、Xiaomi製Androidを使用してきましたが、ゲームをしている時や動画を撮影している時など、どの端末よりも熱く感じました。
ブラウザやSNSなど比較的軽い動作は発熱してませんが、負荷がかかる動作では持てないレベルじゃ無いにせよ、結構熱いと感じるレベルです。
端末によって当たり外れがあるかもしれませんが、私が使っている端末ではこんな感じです。
ガッチリ目なケースを使うと発熱は気にならなくなります。
Google Pixel 6aはどこで買うのがおすすめ?
最新のGoogle端末、どうせ買うなら安く買いたいと思うのは私だけではないはず。
Amazonや楽天、Google公式サイトなど通販ならポチッとするだけで購入できますし、
ヨドバシやビックカメラなど家電量販店でももちろん買えますが、最も安いのはどこなのか気になっている方は少なくないはず。
そこでおすすめしたいのがショッピングモールで開催されている端末一括1円購入可能な特設イベントです。
「なぜ一括1円で購入できるのか?どこで買えるのか?本当にお得なのか?」など、気になる情報は以下の記事で詳しく解説していますので是非参考にしてください。
まとめ:買って損は無いと言えるコスパ最強スマホ
正直イヤホンジャックが無かったのが悔やまれますが、この値段でよくこれだけの機能を入れれたなぁと思えるスマホです。
Androidって安いものもあるんですが、カメラや処理速度はやっぱそれなりの性能なんですよね。
私は運良く一括1円セールで購入できましたが、安くなっていたらマジで買いなスマホだと思います。
もしGoogle Pixel 6aの購入を検討されている方で何か質問がありましたら、気軽にブログやTwitterでコメントしてくださいね!
確約はできませんが出来る限りお答えさせていただきます。